【今回の改良点】
前回の変更点
1. EMPAWDのコマンドのいくつかをMS-WORDのクイックアクセスツールバーに組み込むのは、必要に応じてユーザーがなさることです。これによりENPAWDの操作性が向上します。とは言え、こうしたことに不慣れなユーザーはクイックアクセスツールバーへの組み込みに苦労するかもしれません。そこで、今回、(1)設定、(2)段落番号付け、(3)イメージのリンク挿入、(4)特許庁仕様のHTML文書への変換 、(5)行数50、(6)読込置換、のENPAWDコマンドをクイックアクセスツールバーに組み込みやすくする提案をさせていただきます。これにより上記6コマンドのクイックスタートが可能になりました。
2. 上記1に関連して、設定、段落番号付け、特許庁仕様のHTML文書への変換 のENPAWDコマンドをコマンドボタンのクリック等で実行する場合、同時にコントロールキーが押されていれば、それぞれ別のコマンド、願書・明細書・図面・要約書のテンプレート入力、段落番号取り、特許庁仕様のHTML文書又はタグ付きTXTからの変換が行われるよう改良しました。
に関連します。
@前回のver.upては間違って開発途中のENPAWD.dotmをアップロードしてしまったため、上記6コマンドのうち、(3)イメージのリンク挿入、(5)行数50、(6)読込置換の3コマンドをクイックアクセスツールバーに登録することが実際には叶わず、helpファイルのクイックスタートの項での説明が実体とかけ離れてしまっていました。この点を正しました。
A前回のver.upではCtrlキーを同時に押すことにより「段落番号付け」コマンドと「段落番号取り」コマンドが、「HTMLへの変換」コマンドと「HTMLからの変換」コマンドが逆転する仕様にしました。が、Ctrlキーは一般に割り付けの対象とされやすく、ユーザーが既に割り付けているものとの混乱が生じやすいことが判明しましたので、仕様を+Ctrlキーではなく+[F2]キーに変更しました。
すなわち、[F2]キーを同時に押すことにより、「段落番号付け」コマンドと「段落番号取り」コマンドが、「HTMLへの変換」コマンドと「HTMLからの変換」コマンドが逆転する仕様としました。但し、設定コマンドは[F2]キーを同時に押すことにより願書・明細書・図面・要約書のテンプレート入力コマンドになりますが、その逆はありません。行数50のコマンドは、[F2]キーを同時に押すことにより行数29のコマンドに、[F11]キーを同時に押すことにより行数25のコマンドになります。
B今回は付録のマクロEXDG(Excel_De_Gansho)のヴァージョンアップはありません。
|
2020年05月08日
ENPAWD が ver. 2.54になりました
posted by 作者 at 00:40| ENPAWD ヴァージョンアップ